このまえ、日中に気に入っているカフェに寄って、
夜はこれまた気に入っているお店で食事をしました。
どちらのお店もよく使うところで、味も好みで気に入っているの。

しかしこの日、「あれ？なんだかなぁ？」という違和感がありました。

 

カフェではコーヒーも美味しいし、居心地も良い。
だけど、「なんだかチガウ」感じがする。
この時に「なにがチガウんだろう？」と着席しながら自己分析をしていたら、
そのときに店内で聞こえていたお客さんの会話に違和感を感じていることに気がつきました。
お客さんが、近くにできた新店やその地域のローカル話をしていたのだけれど（誰かの悪口等ではないですよ。本当に地域情報的なやつ）、それが耳に入ってきたときに、
「飽きちゃったな。他の話題はないのかなぁ」
とわたしは感じていました。それを「なんかチガウ」という感覚として感じていたの。

 

夜に食事したお店では、いつもどおりのメニューを注文して、それはいつもどおり美味しかったのだけれど、
スタッフの様子が「なんだかチガウ」感じがしました。
一緒にいた友人（このお店に以前もご一緒したことがある）に後で聞いても、彼女は違和感は別になかった、と言っていたけれど、わたしには「なんだかチガウ」ように感じたの。
具体的には、まだ食べかけだった大皿を「お下げしてよろしいですか？」と聞かれたり、閉店時間でもないのにお会計を急かされた（ようにわたしが感じた）ことが、「なんだかなぁ」という違和感として感じたんです。

 

でね、これは「お店のスタッフの態度が悪い」といって腹を立てる！という話ではありません。
実際、一緒にいた友人は違和感も変な感じも感じていなかったと言っているから、「わたしの感じ方」の問題なわけなの。

でもね、「わたしが繊細で細かいことを感じてしまってよくない」という話でもありません。

 

なにか「違和感」があったときに、上記の２種類の捉え方をしてしまうことが多いと思います。

＊相手が悪い
もしくは
＊自分が悪い

このどちらか、に話をまとめてしまうことが多いと思うけれど、
どちらも違うんだよ。

 

 

日中のカフェと夜のお店で起きた出来事を「なんだったのだろう？」と振り返りながら歩いていた帰路、気がついたんですよ。

「あ！この土地にはいまは用が無いってことなんだ！この土地からは一旦卒業するときなんだ！」と。

これにピン！ときたら、胸のつかえがとれたように、日中の出来事も夜の出来事もスッキリ消化したんです。
違和感を感じた→けど→スッキリした。この「スッキリ感」が「はい！正解！」とでも言われているようなもので、
「違和感」という形で来ていたお知らせ（ヒント）の、その奥にある「本当の正解」を引き当てた感覚です。

 

気に入って足繁く通っていた、使っていたその土地・地域だけれども、
「いま」わたしがいる場所や頻繁に通う場所は、その土地では無いよ、というお知らせなんですね。
いまはそこじゃないよ、いまふさわしい場所はそこではないよ、ということを、
「聞き飽きてしまったその地域の話題」と「その地域に根付いているお店のスタッフの態度」という形で教えてくれたの。わたしが気がつくように、わたしが「なんかチガウ」と感じるこのような出来事が起きたんです。

 

ふさわしい場所、ふさわしい時間やタイミングで、ふさわしい人間がセットされる。
そういう調和の中で活動をすれば、無理することもないし、うまくいかないことなんてありません。

けれども人間が「どうしてもこっちがいい」「足繁く通っていたあの場所から離れたくない」という人間のエゴを発揮すると、ふさわしい場所にふさわしい人間がセットされなくなってしまうから、歪みが出る。
歪みが出ても、世界や宇宙は懐が広いから、成り立たないこともないのだけれど、
歪みのぶん、人間や時間に負担や滞りが生じる。負担や滞りが生じたとしても「絶対にここがいい」という自分の気持ちを優先するなら、それはそれで悪いことではありません。

ただわたしは、できるだけ楽で負担がないことの方が好きだから、
自分の気持ちをゴリ押しするよりも、ふさわしい場所やふさわしい時間にふさわしくセットされて、そこでゆるりと自分がやるべきことを楽にやれる方がいいんです。

 

というわけなので、
足繁く通っていた、よく使っていたこの地域からは「いまは」一旦卒業しようと思いました。
「ふさわしい時間やタイミング」があるから、「いまは」卒業したとしても、「またすぐに」あるいは「またいつか」この地域に足繁く通う日が来るかもしれません。

だけれども、「いまは」「その場所ではない」。
それだけです。

 

この感覚を使えると、
いま自分がどこで何をするのが良いのか？がわかるようになります。
そうしたら、ふさわしい場所でふさわしいことをするように自分がセットされるだけ、だから、
嫌な事も起きないし負担もないし、それなのにうまくまわってしまう、スムーズに事が運ぶ、ということが起きるんです。

 

そのために大切なのが、
違和感を見逃さないこと。

もし違和感を感じたら、「なにがしっくりきていないのかな？」を突き止めること。
その場所なのか？その人なのか？そのタイミングなのか？
なにか「いまじゃないよ」「ここじゃないよ」「この人じゃないよ」という、
ふさわしくない、しっくりきていない要件があるから、それを「違和感」という感覚として受け取っているんです。

このしっくりきていないポイント、がわかったら、そこを改善したらいいだけです。
ふさわしい場所、ふさわしいタイミング、ふさわしい人、に自分の居場所をセットしなおす。

 

そうしたらまた、スムーズに世界がすすんでゆきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル！ハッピー！が起きたら…→豊かさの循環実験