今年の年の瀬は、生死に関することを感じる考える出来事がたくさんあった。訃報も耳にしたし、参列もしたし、急なお見舞いも。それぞれ年齢も状況も、わたしとの距離もさまざまな人たちと出来事。
そうこうしているうちに今日はもう晦日で、自然と自分の一年を振り返る。
今年はよく生きたなぁという実感がすごくある。
幸せなことや楽しいこともたくさんあったけれどそれだけじゃなくて、かなしいこと、寂しいこと、むかつくこともたくさんあったよ。
そして、その度々にそれらをちゃんと感じてきた。
幸せなときは、あー幸せ♡と。
悲しいときは、もうやだ…と。
むかつくことは、ちゃんとまわりや相手にも怒って伝えて。
目の前で起きる出来事とそれに反応する自分の気持ちをちゃんと感じたから、よく生きた感触が手に取るように感じられるんだと思う。喜んだり悲しんだり浮き沈みする自分の感情は、肉体がある間にしか感じられないことだもの。
こんなことがあったから良い一年だった悪い一年だった、ということではなくて、
どんな出来事が起きても、そこにいる自分自身を感じ続けるから、いつも自分と一緒にいるから、
そこに自分が生きている感触があるというだけ。
それだけなんだけど、それだから、本当にほんとーーーに満足な一年でした。
わたし生きてる。よく生きてる。そりゃ満足でしょう。
一年というか、一日一日が本当にこの実感。これだけ満足な実感があるのだから、やっぱりどこからどうみても幸せだな。ありがとうございます。