今朝も、アーサナの練習と軽く坐る（瞑想）をして一日が始まりました。
ここ２日くらいほうぼうで言っているとおり、ヨガを取り戻しました！えっへん！

今朝のプラクティスがこれまたとっても気持ちよくて、
「ヨガいいわー。やっぱり良い。最高」
と思った。おとといまでは「練習する気がしない」とか言っていたくせに。笑
この、気分の変わりよう。ウケる。

 

しかし、いまだからこそ「ウケる」とか言ってるけれど、
ヨガのなにかを失いかけた当初、この「気持ちいい楽しい」が感じられなくなった当初はとても不安になって、
「もうできないのかもしれない…」と落ち込んだの。
あんなに好きだったのに、ヨガを軸に生きてきたのに、
これが無くなったらわたしはどうなるのでしょう？と。

それまで当たり前にあったもの、軸としていたものを失ったような感覚になるときは、
そりゃ不安になったり落ち込んだりするよね。

 

でも、大丈夫。ということがよくわかった。
あんなに「もうダメかも」「無理」「もう嫌」となっていたものでも、
時が経つとまた「とても好き！」「やっぱりいいね」「最高」と感じられる日が再来する。

 

どんなに好きなものでも、どんなに運命的に感じたものでも、
自分も外側の世界も環境も、すべては常に変わり続けているから、
気持ちだけが一切変わることなく「ずっと好き」を感じ続けられる、わけがない。

あんなに「好き！」と感じたことが、なにかのきっかけで「もうやだ」と感じることもあるし、同じものをしばらくのちにまた「好き！」と感じることもある。そんなもん。
一度「好きだ」って言ったものを、常にずっと好きでい続けなければならないなんてことはないし、そんなことはそもそも絶対無理なんだよ。

 

誰かの結婚式に参列するたびに「一生愛し続けますか？」的なシーンがあって、
そのたびににわたしは「いやいや、それは誓えん。自分の気持ちを一生ぶん自分で保証することなんてできないわ」と思ってモヤモヤしていたんだけど、同じ構図だね。

 

好きになるときもあるし嫌いになるときもある、
というだけだと思うんです。

なのに「ずっと変わらずに」なんて無理なことは、ハナから約束なんてできない。

 

で、今回、ヨガを「やっぱりめっちゃいいじゃん！最高」感じた時にわかったの。

本当に好きなものやことは、何度も好きになるし、何度も嫌いになるし、でも、思いっきり嫌いになってもそこからまた「好き」に戻ってこられるものなんだな、と。
そして、そう感じられるもののことを「本当に好きなもの」というのだと思う。
物でもそう、出来事でもそう、人でもそう、恋愛でもそう。
何度嫌いになっても「懲りずに好き」という、「懲りないやつ」は本当に好きなことなんだと思う。

わたしにとってはインドもそう。
あの国のことを本気で嫌になるときもあるのに、しばらくするとまた「好き」と感じる時が来るんだもの。

好きだったはずのものを嫌いになったのち、その「嫌い」から「好き」に戻ってこられなければ、嫌いなもののまま終了するだけ、だよね。それはつまり嫌いなもの。

一旦「嫌い」と感じてしまったものでも、その後のコミュニケーションや付き合い方や時間を重ねてゆけばまた「好き」を感じられる瞬間が来るかもしれない。
しかし「嫌い」と感じてしまったものをそのまま放っておいて、コミュニケーションもとらず共有する時間もなければ、「嫌い」なまま距離が縮まることはないかもしれないよね。その可能性は高そう。嫌いと感じたその対象と全くの関わりを絶ったり縁を切ったりしたら、そこからまた「好き」に立ち戻るのは難しいことになるのだと思う。
しかし「嫌い」と感じているその渦中の時に、「このまま離れてしまうのが怖いから」という不安を元に無理に距離を縮めようとすると、それはそれでまたこじれるよね。人間関係トラブルでよくあるでしょう？笑

 

じゃあどうしたらいいのよ？というと、
まず、好きだったものを一旦嫌いになったとしても、焦らないのがいいな、と思うのです。
「いまは嫌だなぁ」という、ただそれだけにしておく。
「このまま離れてしまうのが怖いから」と言って何かしようとするのではなく（だって、その場合って怖いからどうにかしようとしつつも嫌いなものはまだ嫌いな気持ちのままでしょう）、
「もう全く関わらない」と縁を断ち切ってしまうのではなく、
「いまは嫌だなぁ」というまま、しばしぼんやり放っておいたら良いのだと思います。
そして時間が経ったときに、「やっぱり関わってみたいな」とか「もう一回やってみようかな」と感じられたときに、また関わってみたらいい。そしてそうしたときに「なにこれ！やっぱり好き！」と感じたことは、本当に好きなこと。
時間が経っても「もう一回関わってみたいな」と思えなければ、それはそれだし、もう少し時間が経ったら「もう一回関わってみたいな」と感じる時が来るかもしれない。

 

なんとかしよう、としないで、とりあえず横に置いておく。

これが、本当に好きなもの（ことや人もそう）に出会う、また嫌いなこと（それは自分が今生で関わらなくて良いこと）をはっきりさせる、気楽で効率の良い方法なのだと思います。

 

そして、好きだったものが、いまは嫌い！になっているそのときでも、
まわりにはそれ以外のもので「好き！」「楽しい！」と感じるものがあるでしょう。

Aというそれに固執していると、Aを嫌いになったときに、
「好きなものを失ったしまった…どうしたらよいのだろう…」と落ち込んでしまうけれど、
Aを嫌いになったときに、まわりを見渡して「Bいいじゃん！いまはBが好き」と感じられたら、
「好き！」「楽しい！」は常に常に継続してゆく。
対象のものは変わるけれど、好きとか楽しいとか幸せはずっと自分のところにある。

それを感じられたら幸せじゃない？

対象は移り変わってゆくけれど、
その対象に対する自分の気持ちも移り変わってゆくけれど、
好きも幸せも自分のすぐそばに結構あるから。それを見つけて感じ続けていく。
そしたら好きや幸せが積み重なってゆくだけ、という、
めでたくハッピーな日々が続いてゆきます。
で、そんな日々が重なっていった結果の集大成の人生は、
めでたくハッピーな人生になるでしょ。それがいいでしょ。
わたしは絶対にそれがいい。

 

だから。
今日も自分が「好き」とか「楽しい」とか「幸せ」と感じるパーツを集めてゆこう。
それは昨日までとは違うことかもしれないし、
いつかの昔に嫌いになったことかもしれないけれど。

今日は、今日の好き！や、今日の良い！を積み重ねてゆくだけでいい。そしたらその積み重ねがいつのまにか、形や道や人生になっていくからね。
そして本当に好きなこと、が自分でわかるようになるよ。

 

 

 

 

 

今日好き！に感じたヨガプラクティスを終えて、
今日書きたい文章を書き終えて、
わたしは今日はこれから気になっている、自分好みっぽいカフェにコーヒーを探しにいってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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