日本の暦では紀元節で、中華圏の慣習では旧正月で、インド暦ではvasant panchami(ヴァサントパンチャミー。春を祝う)なここ数日。
月に合わせて暦を読むからだいたいこの時期に揃うわけだけれども、まぁどの文化や慣習の角度からみても「新しい年や季節が明ける感」という点で共通してる。
いずれにせよ、新春おめでとう!って感じね。
インド暦vasant panchamiのときは、サラスワティ神へのpuja(プージャ。お祈りの儀式)をするのが習わしで、本日は東京でもそれがあったんだよね。そしてお誘いもいただいていたけれど、わたしは行かなかった。なぜなら紀元節明けということで、馴染みの神社におまいりに行くことにしていたから。
わたし的に今回は、日本スタイル>インドスタイル だったのです。
どの行事に参加してもいいし、どの習わしを取り入れるのでもいいよね。そこは個人が選べるところ。
ただ、なぜその行事を行うのか?とか、自分が心を向けやすいやり方はどれかな?ということを自分で自覚しておくのは大事だよね。自覚したうえで、しっくりくるやつを選べばいい。
無自覚になんとなくイベントとして参加しても、「それを行う実感」が得づらいじゃん。どうせなら、意味と実感をともなってやるほうが楽しいし自分のものになりやすい。
どのやり方を取り入れたとしても、意味がわかって実感を得ることができたら、
共通してたどりつくのは「新しい季節が来たねーこれからのシーズンも健やかにやっていこ!」っていうところでしょ。
やり方は異なれど、共通の普遍のポイント(感覚)にたどりつける。その普遍のポイントを感じられるってことに暦や行事のほんとの目的があるんだよ。
何をやるのと良いor悪い、何を取り入れると運気アップ、とかそういう表面的なことでは全くないからね。
その行事やイベントをやる意味や体感、感じられてる? そこ大事。意識的にやってこ。