いま、というか今年、わたしが本気で取り組んでいるのは “自分にウソをつかない” ということ。

本気でやろうと決意して実践してきて、どうやらこれは開運の一番のコツであることもわかってきた。

ウソをつかない、正直である、というのはYOGA哲学の中でもsatya（サティア）という教えではっきり説かれている、基本の基。そんなこと数年前から勉強していたはずなのに、ようやく本気で実践中2016。何年越しだよ…！

 

自分にウソをつかない、というのは、言葉にするとすごく簡単そしてよく聞くフレーズだけれど、

やってみると難しいんだよね。

 

まず、本心とか本音とか性質とか、自分の「ほんとのところ」が自分でわからないと、それに従うことはできないじゃん。そして「わたしはこれが好き！」とか「これは嫌なの！」とか思っていたことが、自分で自分の勘違いだった、ってこともよくある。
自分で自分の初期設定ミス。それに気付かないかぎり「ほんとのところ」では動けない。だからもう、のっけからいきなり難しい。

 

例えば、わたしはずっと自分は「色々なことをするのが好き」で「たくさん動ける」タイプだと思っていた。本気でそう思っていたし、まわりから見た印象もそのように見えていたと思う。

だけど、体調を崩すことがよくあったり（少し前には大病もしたし）、小さいときの自分を思い出したりするうちに、「もしかして…もっとのんびりしたスケジュールのが性に合っているのではなかろうか…」という仮説が浮上してきた。そして、しばらく予定や一日の使い方をスローダウンしてみたところ、心身ともにびっくりするほど調子が良かったわけです。

そしてようやく気付いたのが…自分は（思うほど）たくさん動けないタイプだった！という衝撃の事実。

これに気がつくまで、自分で自分の設定を間違えていたというわけ。

 

こういう設定ミスって、自分で気付かないうちにたくさんやっちゃってるから、

何かうまくすすまないときや毎度つまづくようなポイントでは、設定確認をしてみるといい。そうすると設定ミスに気がつく。そしたら修正をかける。…そんな作業をもうずっと続けるしかないんだよね。先は長いんだけど。やるしかないし、やり続ければいいし。

 

わたしはそもそもあまり動けないタイプだからこそ、たくさん動ける人に憧れがあって「わたしもそうなりたい！」と思い続けているうちに、「わたしもそうなんだ！」と数年かけて勘違いしたのだと思う。勘違いした原因まで気がついた。

 

 

ここまで腑に落ちてようやく、自分が動きたい量、動ける量ですすむことが出来るのです。

ちょうど良い行動量が自分で把握できたところで、次には、人からのお誘いに乗ったり断ったりを正直に選ぶという課題がやってくる。時間的には余裕があるけれどなんだか気が向かないことや行きたくないと感じることはお断りするという選択肢もある。

 

物理的にも心理的にも、自分にウソなく。

 

このお断りする場合にも、ウソをつくことなく、しかも相手や相手との関係を不必要に傷つけることなく伝えるにはどうしたらいいかな？なんて考えるともう、すごく難しくなるわけです。

 

でも。絶対に抜け道がある。ウソもつかずに、不用意に傷つけることもなく伝える方法って絶対にあるんだよね。

そのすごーく細い解決の糸口を進んでいくのが、satyaの実践。わたしがいま取り組んでいるのはこれ。

 

簡単ではないけれど、設定確認したり糸口を探したり…終わりがこないから飽きることがない。ずっと自分の内側での調査が続く。そして、糸口が見つかったときは達成感があるから、なんだかおもしろく続けられてる。

 

そして、やっていて気がついたのだけれど、自分にウソをつかずに生きているということは究極の開運法なんだね。なんだかわからないけれど、自分にとって都合のよいこと、望んだ展開がちゃんと起きるようになる。

なぜか？はわからないけど、実際そうなんだよね。

 

 

今日は仕事がおやすみだったから、自分のほんとのペースに合わせてのんびりして（そういえば今日は全く気が乗らなかったお誘いを１つ断ったんだった！）、気になっていたところの掃除をしていただけなのに、ぼんやりとメールボックスを開いたらなぜか前から頭に浮かんでいたお仕事が２つも決まっていた。

 

なぜか？はわからないけれど、そうなんだよね。現実にこのように出来事として起きてしまう。だからわたしは信じざるをえない。

自分にウソをつかない、の実践で開運するならやったらいいよ。壷とか仏壇とか買うわけじゃないんだから。お金もかからずに特別なものも必要なく、いますぐからできるよ！やめたくなってもすぐやめられるし。

おためしの価値はじゅうぶんすぎるほどある◎