ひとつまえの、
肉体 + 心 + 魂
の総合でわたしたち人間が出来上がっているという話からのつづき。
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病気というのは、どこか特定の部位に異常が出ることなのではなくて、
自分のなかの調和が乱れることです。調和が乱れることによって、どこかの部位に異常が出るだけ。
だから、その部位をピンポイントに治すことと「同時に」自身の内側全体の調和をとっていくことが大切です。
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って書いたんだけど、
この「同時に」というところがポイントなんだと思います。
東洋医学や自然療法を信仰している人は、全体の調和をとることが大事だというほうばかりを主張するし、
西洋医学では部位をピンポイントに治すことばかりに重きがおかれていることが多いよね。
そして、東洋医学や自然療法派は西洋医学の、西洋医学派は東洋医学や自然療法派の、欠けているところばかりを見て、批判したり相手の理論は信じられないというようなことばかり言う。
どちらかが正しいわけでも、どちらかのみが有効なわけでもないんだから、
どちらも「同時に」やったらいいじゃないの。そうしたら、どちらの批判もしなくて済みますよ。
どちらも有効だったら、片方だけしかやらないよりも、倍速で良くなるしよく効くよ。
それならそれが良いじゃないですか。