自分が発した言葉

昨日はなぜか、行く先々で初対面の人にお会いすることが多く、
そしてこれまたなぜかヨガの話になることが多く、
「ヨガの先生をやっています」
と自己紹介することが一日のうちに何度とありました。

 

このところ、
スタジオでのレギュラークラスは日常的に、もはや“あたりまえに”やっているし、
自分の練習もそう。日常のルーティーンとして行っている。

「今日もやるぞ!」「がんばるぞ!」のような気合いをあらためていれることなく、
呼吸するのを同じようにあたりまえにやっていたのだよね。

そうすると、自分が「ヨガの先生」をしているという自覚もうすれてくる。実際のところうすれてきていた。
手を抜いたり、サボったりしていたわけではないけれど、
あたりまえに行うルーティーンのなかでぼんやりしていたのだと、振り返って気付く。

 

そんなときに、
「ヨガの先生をやっています」という自己紹介をすることが重なると、
「そうだよ!わたしヨガの先生やってるんじゃん」という自覚がまたリマインドされます。
それによって、当たり前になってうすれていたヨガの良さや忘れかけていた企画を思い出して、
新しい意欲が湧いてきた。

 

 

自分が何気なく発する言葉のなかには、
あるいは出来事の流れのなかでなぜか発言してしまった言葉には、
自分で自分を元気づけたり、自分のために必要なワードがあるのだと思います。

 

だから、
今日自分が言ったこと、最近よく使う自分の言葉、を振り返ると、
いまの自分が求めていることや、
本当はこうしたい!という自分でも気付いていないレベルの意思や、
これからの自分の望む方向性、
なんかが見えてきます。

 

自分のことが一番わからない、なんていうけれど、
ほんとはそんなことなくて。
自分のことは自分が一番よく知っている。なのに、ほんとは知っているそのことに目をむけていないだけ。

 

自分は言ったこと、それを振り返るだけで、
気がついてしまう自分のことがあるんだよ。

 

今日の自分は何を言っていたかな?

 

 

 

 

 

 

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