パソコン作業や家電には、全然興味がわかなくて苦手なわたし。
それなのに先日、使っているmacのosアップデートをしました。
ながらくアップデートなんてしていなかった(その作業が苦手&取り組みたくない)のに、
アップデートしないと使えない機能が出てきたので、いよいよやむなく。
丸一日費やしてようやくその作業を終えたら…
プリンターが使えなくなりました!!!!
本気で!?と焦って問い合わせしたら、
プリンターが古いため、新しいosに対応してないとのこと。
まじかよーーーー
新しいプリンターを買うしかないんだって…。
そこでどんなに文句を言っても凹んでも、
プリンターがないと仕事にならないから、購入することにしました。
だけれども、とにかく家電関係に興味がない!
選ぶ基準もよくわからない(正しくは、興味がないからわかろうとしていない)!
そしてそもそも電気店が苦手!!(うるさいのとあの照明感がとにかく嫌)
でもね、購入せざるを得ないから、一度は覚悟を決めてお買い物に行こうとしたのですよ。
とはいえ一人で行く気にはなれないから、友人に「プリンター買いたいんだけど…」とお買い物手伝って!ヘルプをしました。
そうしたら。返ってきたお返事が、
「っていうか買って配送しておくよ。そして後日接続しに行くから。電気店嫌いでしょ?」
だって。お買い物にも来なくていいってさ!
…でた!身近な神様!!
というわけで、店に足を運んでいないのにあっさりプリンターが届きました本日。
値段も機能もわたし向けのやつを選んでくれたらしい。
こだわりが全くない(強いていうなら色とか見た目だけはこだわりがある)にとっては、
ちょうどよい機能のやつを選んでもらう、のが一番良いのです。
そう、一度だけ電話がかかってきたけど。「色どれがいい?形はこんなのとこんなのがあるけど?」って。そこだけは希望を伝えました。
そうして選んでくれたものには文句が無い。なぜなら機能にはこだわりがないから!
そして必要なものが届くから、とても楽チン。
この友人は車を持っていないのだけれど、
先日IKEAでお買い物がしたいというから、わたしの車で一緒に行ったのです。
わたしは自分の車がだいすきだし運転も(疲れない限りは)苦じゃないから、車を出すのはお安い御用。疲れちゃったときには、運転だけ変わってもらえばいい。
そんなこんなで、持ちつ持たれつ。
お互いに出来るチカラを出し合って、相手が出来ないこととやりたくないことを埋めてゆく。
これをやってもらったから、これはやってあげる、という損得を考えた上での取引ではなくて、
わたしはこれが好きだからやるよ!あなたはこれ苦手だよね!
という、損得ではない暗黙の思いやりのやりとり。
これが損得になってしまうかならないかの違いは、
「相手がこれをしてくれたから」わたしもやる、のと、
「わたしはこれが出来るから」やってあげる、
という、「先に来るもの」の違いなのだと思います。
相手がしてくれたからお返しに、という場合は相手がしてくれなかったらやらないのかよ?ってなるでしょ。つまり、自分がやりたくてやっていること、ではないということ。
自分がやりたくてやっていることではないから、相手がお礼なりお返しなりを返してくれないと、損をした気になっちゃう。
けれども、自分がやりたくてやることは、相手が何も返してくれなくても、損をした気にはならない。
だって、やりたくてやっただけだもん。それで何かが返ってきたら、ますます嬉しい!ってなるだけ。損は起こり得ない、ひたすらプラス査定。
自分がだいすきなこと、得意なこと。それは自発的にできる、やりたいこと。
それと、相手の苦手なこと、誰かに手伝ってほしいこと、がマッチングしたときに、
ひたすらうまくいく!というただそれだけ。
そんなシンプルで気持ちの良い循環を生み出すためには、
自分の好きなこと、得意なこと、できること、と、
自分の苦手なこと、やりたくないこと、手伝ってほしいこと、
を明確にしておく必要があります。
これが自分でわかっていないと、
手伝ってくれる誰かも探せないし、現れたとしても気づかないからね。
そしてこれが明確になったら、それを友人知人に周知しておく。わたしはこれが出来ます、苦手です、ということを。
今回わたしの友人が「電気店嫌いでしょ?」と言ってくれたのは、常々わたしが電気店苦手と言っているから知られていただけだもの。
現代人ってみんな、強がったり出来るフリをする傾向があるから、
苦手なの、嫌いなの、って自分で認めることすらできなかったりするよね。
でもそうしていると、助け舟が来ないんだよ。そして助け舟が来ないから辛いの。
それよりも、「できなーい」「苦手ー」を認めて誰かに助けてもらった方が楽チンだよ。
こうやって楽に暮らせる循環をひろげてゆきましょうよ。
プリンターは週末あたりに接続してもらいます。わたしはそれすらやりたくない、めんどくさいからね。