質を下げないキャンペーン

ただいま「質を絶対に下げないキャンペーン」を実施しています、自分のなかで。

 

先日、渋谷に行ったとき。
その日は小雨が降っていて、シアターコクーンで観劇の予定でした。

観劇なので、開演には絶対に遅れたくないし、
観劇の間コインパーキングに駐車していたらそれなりの料金になるし、
そもそも渋谷のあっち側が個人的に鬼門だし(これはもう個人的な話。笑)、
シアターコクーンまでは駅から送迎のバスが出ているし。

…とか、なにかと理由をつけて珍しくメトロを利用しました。もう電車はやめた!とかあれほど言っているくせに。
いまでこそ、ここに挙げたことは「いろんなことをビビったゆえにした言い訳だ」とわかるのですけれど、
その日のわたしは「正当な理由だ」と思い込んでいて、正当な理由をつけて自分を納得させて気でいたのです。

 

道路状況や駐車空き状況によって、間に合わなかったら嫌じゃん?とか、
駐車代高くつくよ?とか、
あっちの方面の車は危険だよ?とか。
いろんなことを心配していたのです。

この世界は完璧なんだから、心配することなんてなにもないのに!
なにかを心配して、「メトロはやめる!わたしは好きじゃないから。わたしにとっては快適じゃないから」と誓ったことを破ったの。

そうしたら、お隣のかたがたが文句を言っているし、
やっぱり慣れないメトロで疲れてしまったし、
なんだか気分が下がってしまったのです。
帰り際にだいすきなカフェに寄っても気持ちが快復しないほどの、下がりっぷり。

 

で、この日に誓ったの。「もう絶対に質を下げない」と。

 

だいたいね、いろんなことを心配していたけれど、
本当に本心に従っていたら良いようにしか運ばないのだから、
道路状況や駐車状況で間に合わない、なんてことはそもそも起きないし、
駐車代なら払えばいいだけ(あれほど、自分の快適に賭ける投資は惜しいことなんてひとつもない!って言っていたのに笑)なのに、ね。
つまり心配する必要が全くない、ことを勝手に心配して、
選択をミスしたのですよ。大反省。

 

いくら、こういう実践を積み重ねていても、いつになっても、間違う時もあるのですよ。
トライ&エラーはずっと続くのだけれど、
そのエラーを踏まえて、次に同じエラーを出さなければいいの。そこで学んで、次のトライは工夫をしてエラーを出さないことで、またひとつ完璧な世界が深まるの。

 

 

というわけでそれ以来「絶対に質を下げないキャンペーン」実施中。

そして、だいすきな車での移動を徹底しています。
なにかしらの理由をつけてメトロ、なんて、もう絶対にしない!(っていうくらい強く誓わないと、うっかり乗ってしまうのですよ。だってこれまで乗っていたものだから、乗ろうと思えば乗れなくはないんだもん。ただ快適とは感じられないけれど)

 

九段下で仕事からの、銀座で用事、とかね。
駐車料金を想像したら、一瞬ひるむようなルートも。覚悟して車で出発。

 

そんなことを重ねていたら、最近、
「絶対に安いパーキングが見つかる」という現象が起きています。

周辺の一般的のコインパーキングに停めたら、500円/20分が相場なのに、
近くの公共スペースに400円/3時間で停められたり。
提携店でお買い物をすると3時間無料になることが判明して、ちょうど無くなりかけていた化粧品を購入したら駐車代(2000円相当)が無料になったり。
今日だって、いままで通り過ぎていたけれどそこに在ることは知っていた公共のパーキングに停めたら、90分停めて600円だったのですよ、都心の真ん中で。

 

というわけでね、「駐車代高い」という問題はどの場所でも解決しちゃってる。

 

「(どんな料金になるとしても)覚悟を決めて、自分の快適に賭ける!」と覚悟を決めると、
悪いようにはならない、というか、ウルトラCのようなミラクルで良いようにしかならないことが起きるのよ。

だけれど、この「覚悟をする」がなかなか難しいから、
怯んでしまって、「どうしよう」と心配してしまって、踏み出せないんだよね。
そして踏み出さないから、「踏み出してみたらうまくいっちゃう」の体験をしないから、
いつまでたっても「うまくいくかしら?」の心配から抜け出せない。
覚悟したらミラクルも起きてうまくいく、ことを一度体験したら「あら!本当だわ」と思えてまた次も踏み出せるのに。

 

一度、覚悟して踏み出してみてください。やってみたらわかるから。

 

 

こうやって実証できてしまっているから、
わたしはもう絶対に「自分の質を下げない」ことにするよ。
質を下げずに、自分の快適とだいすきを取り揃えた世界が、
どれほど奇跡的に完璧にまわっていくのかを体験してみたいのです。

 

 

 

 

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