出来るという信頼

わたしが恐ろしく苦手としている(あえて「苦手としている」という表現をします)作業は、会計。

とにかく計算と使いかたがザルなのと、管理が雑(自分で言う。笑)。おうちの掃除をしたら絶対にどこかからお金が出てくるから。それくらい雑なんです(あーひどい!笑)
まとまったお金があってそこから好きなように使う、という形が好き。いくら使ったか、どれだけ残っているか、という方にどうしても目が向かないんです。

こう書いていても、自分で「雑だわ。大人としてダメすぎる!笑」として笑えてくるけれど、
本心で「ダメだ」とは思っていません。(笑。堂々とこんなこと言っていていいのかな笑。でもいいの)

だって自分でどうしても目が向かないのだもの。
「そんな自分はダメだわ」と自分を責めるのは一番良くない、と考えています。だから、できないけどいいの、しょうがないの。
まとまったお金があってそこから好きなように使うのが好きなら、
まとまったお金を持てるようになればいいだけ。そっちにエネルギーを賭けるのよ。

 

なんて言いながら、
滞らせていた会計と清算をいよいよやらざるを得なくなりました。
本当にやりたくなくて、本当に面倒くさくて、見て見ぬふりをしていたらおそろしくたまっていたこと。
積み重ねたぶん、動かさなければならない額も大きい。件数も多くて、本当に苦手なやつ。

しかし、締め切りというものは動かないので、
覚悟して取り組みました。
案の定、「なんだこれ?」と混乱する件と、
「このお金はどこから出したらいいのしょうか?笑」というどうしよう…がいっぱい。

しかしメモをとりつつ頭を使って、足したり引いたり出したり…したら、ぴったりおさまるようにまとまりました。

 

ここまで出来て、自分ですごく感動したの。
なんだ!わたし、やればできるじゃん!って。
古いけど、「自分で自分を褒めたいと思います」というやつですよ。まさしく。

 

 

やったら出来た。
ということは、やればできることなんです。
できない、ことではないのです。ただ「好きじゃない」から「できればやりたくない」だけ。だから普段は取り組もうとしないけれど、
やったら出来るんだよ。ちゃんと。

こうやって、自分自身への信頼をまたひとつ深めるのです。

 

苦手だな、と思っていることでも、
やらざるを得ない状況になったときには逃げないで向き合うのです。
よく、「やりたくないことはやらない。やりたいことをやろう」というけれど、そういうフレーズも流行っているけれど、
やりたくないことから逃げっぱなし、ではダメなんですよ。

目の前に「やるしかない」状況が直面したら、やるんだよ。肚に力を入れてやるの。
取り組んだら、絶対にできるから。そしてそれができたときに、やりたくなかったことさえも出来たときに、自分を信頼することができるし、それが自信になるのです。

自分への信頼=自信

これは、逃げ続けていたらいつもまでも培われないよ。

 

かと言って、常に「やりたくないことを向き合い続けなければならない」わけではないですよ。そんな修行はいりません(修行したいひとはすればいいけど、修行しない派のひとはやらなくていいよ)。
どうしても自分がやらざるを得ない状況になるまでは、「やりたくないなー」と放っておいたらいいです。その放っておいている間に、誰かがそれをやってくれることが来るかもしれない。
自分が苦手なそれを、得意だという人が現れるかもしれない。
その時は素直に甘えるの。「お願いします」「助けて」って言えばいいだけ。
そしてやってもらって「ありがとう」すればいいだけ。

自分がやらなくて良いことは、良いタイミングでやってくださる誰かや片付くチャンスが現れる。
けれども、誰も現れなくていよいよ自分でやらざるを得ない状況が来たら、自分でやる。

 

逃げるところと逃げないところ、
頼るところと覚悟して挑むところ、
その見極めが大切です。

それを見極めるという前提ありきで、そのうえで、
「やりたいことをやる。やりたくないことはやらない」
というやり方を採用するのです。

 

 

出だしで「苦手としている」って書いたのも、こういうわけ。
今回の会計だって、やったら出来たもん。だから、わたし本当は苦手じゃないんです。出来るんです。
だけど、やりたくないだけ。やりたくないから「苦手ということにしている」の。

あなた本当は出来ちゃうよ!と自分自身に対して心底思えることが、
自分に対する信頼です。

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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