まずは身体から

PCを開いて作業をするぞー!という気分(やる気な。前向きな)だったのに、
いざ開いてみたら、なんだか気が乗らなくなっていた。
文章もなかなか進まない。

「あれ?やる気だったはずなのにどうしたかな?」
と自分の様子を見てみたら…

 

つま先が寒かったんです。

 

ただそれだけ。「つま先が寒い」だけなんだけど、
たったそれだけのことで、やる気100%だったこともやる気60%くらいまでトーンダウンする。

せっかくならやる気100%で作業した方が、はかどるしストレスもエネルギーの無駄もないんだよ。
仕事だけではなくて、日常におけるすべての行動がそう。
自分の100%のエネルギーを使って、目の前のことをすすめてゆくの。そうしたら、無理なく、スムーズに事が運べる。

 

ちなみに、このつま先が寒い、の前は、
「部屋が暖かいなぁ」と思って、上着を一枚脱いでいるのです。
上着を一枚脱いで体感温度はちょうどよかったのだけれど、
つま先だけは寒かったんだよね。
上半身はオッケー。だけど「つま先は寒いです」っていうクレームがきた、自分から。

それくらい、自分の状況を細かく繊細に扱うんだよ。

 

わたしはヨガ教師をしているけれども、
ヨガだって、本来は内側の意識とかエネルギーとか、そういうものを感じとってより良く生きてゆくための方法、メソッドなんだけど、
いきなり、「あなたの意識はどうなっていますか?感じられますか?」とか「エネルギーを感じていますか?」とか言われても難しいでしょう?
手を動かすことはできるけれども、「ではいまから胃を動かしてください」と言われても、難しいでしょう?

意識もエネルギーも内臓も、本当は自分で感じて自分でアジャストメントすることができるけれども、
生まれてから数十年、そんなことをしたことがない人間にとっては、難しいこと。
だから、まずはできるところから。動かすことのできる「一番外側の身体」から調えてゆきましょうよ、ということで、アーサナ(ポーズ)の練習をしてる。

 

日常だって同じだよ。

作業をするときに、やる気を出して前向きにやる、という「気分」のほうをどうにかするよりも、
また「気分」のほうをどうにかするためにも、
まずは、身体のほうを良い状態にしたらいいよ。

寒いかな?暑いかな?
お腹が空いているかな?
疲れているかな?
眠いかな?
身につけているものは窮屈じゃないかな?

そういう自分の身体の状態をいちいち確認して、不快に感じるところを端から改善してあげる。
そして身体を、自分を、快適な状態にセッティングしてあげてから、目の前の作業に取りかかるの。

 

そうしたら、自分が本来持っている力を100%発揮できる。
力を100%発揮することができたら、できないことなんてないんだよ。
仮に、目の前に「いやだなー。やりたくないな」という事象がやらざるを得ない状態で現れたとしても、力を100%発揮したら、絶対にできるから。
いやだな、と思っていたことすら余裕でできちゃうくらい、人には力があるんだよ。その力を100%発揮できたらね。

そのためには、まずは身体から調えて。
メンタルをどうにかする方法を学んだり探したりする前に、
まずは身体から。

 

 

今日の、今の、身体の状態はどうですか?
細部まで快適な状態を作ってあげていますか?

一度ちゃんと振り返って。自分の身体、体感を感じて。
不快なところはいますぐに、改善してあげましょうね。

 

 

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験

 

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です