苦手なことへの取り組み方

たびたび、事あるごとに言っていますけれど、
わたし、電気店がとてもとても苦手なのです。嫌い嫌い。
本当に無理。

おとといかな?
たまたま立ち寄った地方のショッピングモールのようなところで、
彼がちょっと用事があるから、って小さな電気店に立ち寄ったのだけれど、
人ではなかったし短時間だったくせに、それすら「やっぱりすぐ脱出」って言うほど、好きではないの。

 

なんだけど、
明日とても楽しみな撮影仕事があって、
そのために必要な買い物があらわれてしまったの…!

その撮影はものすごく楽しみで、これからやってゆく仕事のとても大切な企画だから、
なにがなんでもお買い物に行かねばらない。
行かねばならない、っていうか、行きたい!
でも、電気店は嫌だ!行きたくない!

だったのですよ。

撮影のためのお買い物には行きたい!
けれども、電気店には行きたくない!

で、時間に余裕があればamazonで宅配なんていう選択もあるけれど、
なんせすぐに必要だから、配送は待っていられないわけ。

となると、「電気店に行く」一択になります。

でもやっぱり行きたくない場合、
誰か友人などに買い物を頼む、という選択肢も考えられるけれど、
時はすでに夕刻。買い物は複数。
で、誰かに頼むことも億劫だったのね。
ここ、「億劫」だったんですよ。ここポイントですよ。
「こんなこと誰かに頼むのは申し訳ないなぁ」という遠慮やひとに迷惑をかけてはいけない、嫌われたくない、という自分の気持ちを押し殺してゆえの選択なのではなくて、
「いまから誰かに頼む(連絡する)のはめんどくいさいやー。買い物いちいち説明するのめんどー」という、どこまでもワガママな、自分の気持ちを優先した選択ね。

 

というわけで、
電気店には行きたくない、
けど、電気店以外での買い物できる選択肢はない、
ひとに頼むのも(連絡するのも)めんどう、
なので、自分で行くことにしたんですよ。
行きたくないけど、行くしかない。つまり行くやつ。

なんだけど、やっぱり行きたくないじゃん。
不快なことは嫌なんですよ。

 

だからね!

行くにあたっての不快をできる限り解消して、ダメージを最小限にしてから向かう、ことにしたのです。

ですのでここで、「電気店のなにが不快なのかを整理」します。

まず、うるさいのと人混み。
あの空間の中で、欲しいものを探すことがめんどくさい。
そもそも大型の店舗で、どのフロアになにがあるかもわからない。到着して看板を探して「何階かな_?」なんてするのは、まじで無理。絶対いや。
お店まで行って在庫が無かったら最悪。

だからさ、
欲しいものがどこにあるかあらかじめわかっているうえで、
なるべく短時間の滞在で済んで、
なるべく早く帰還できればいいわけでしょう?
そしたらダメージが最小限で済むでしょう?

 

というわけで、
とりあえずお店に電話して、
購入しようとしているものの在庫の有無を聞いて、
在庫があるっていうからお取り置きしてもらって、
それが何階のどこのレジで引き取れるのかを聞いて、
そして向かったよね。

到着したら、地下駐車場から電話で確認した通りのフロアに直行して、聞いていてレジで「取り置きしてもらっているものです」と言って、出てきたものを支払いをして受け取るだけ。

滞在時間、数分!
苦手な電気店だったけれど、ここまでスムーズならばダメージ無し!
無事に帰宅!

なんですよ。

 

みんなさ、「苦手なことはやらなーい」「やりたくなーい」って言うじゃん。
で、それが「避けることができるやりたくないこと」ならやらなくていいのだけれど(わたしだって避けられる限りはやらないよ!)、
状況をどう分析しても、やらざるをえない、でもやりたくないこと、だったら、
やるしかないじゃん?
本当に本当にやるしか選択肢がないことなのに、文句を言っていても、嫌な気持ちが上積みされてゆくだけじゃん?
あと、その先のやりたいことのために(今回のわたしの場合だったら楽しみな撮影)、その手前にあるやりたくないこと(電気店での買い物)はやるしかないじゃん?だって、手前のやりたくないこと、の先に、とてもやりたいことがあるのだもの。やりたいことはやりたいじゃん?じゃあ、やるでしょ?

そのやらざるをえない、あるいはやりたいことのための、いま目の前にある「やりたくないこと」をやるためには、
じゃあ、どうしたらダメージ最小限でできるかな?を考えて工夫したら良いだけなんですよ。
この工夫をせずに「やりたくないけどやらなきゃならない」と言って、
いやいややるから、
ひたすらつらいの。

工夫をしよう、工夫を。

 

やりたくないこと、をひとつの「やりたくないこと」というかたまりのまま受け取る必要はないのですよ。
その「やりたくないこと」は、どんなパーツで構成されているのか、なにが嫌なのか、なにがやりたくないと感じさせているのか、をもっともっと細かく見るんだよ。
今回の電気店の話だったら、うるさい、とか、場所がわからない、とか。うるさい、場所がわからない、混んでる、の総合である電気店、なわけですよ。

そしてその細かいパーツを改善すればいいだけの話よ。

工夫や改善のしようがないパーツは変えられないからそのままにしておいて、
工夫できるところは全力で工夫するんだよ。

そうしたら苦手だった大きなかたまりが、
苦手な小さなパーツがすこし残っているだけ、になるから。

 

そうしたら、出来る。
苦手なことだって、すこし快適に取り組める。
取り組んだら出来る。

はい、出来た自分素晴らしい!
苦手なことなのにやったわたし偉い!
ってなるから。そうなりましょう。

苦手なことやったわたし偉い!
まで到達したら、またひとつ自分への自信と信頼が深まるよ。

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験

 

 

 

 

 

 

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