タクシーからの現実創造

すでに開演しているお芝居に向かうため、タクシーに乗った。
仕事があったから、どうしても開演には間に合わないことはわかっていたけれども、
間に合わないとはいえ、できる限り早く到着したいなぁと思っていました。

小走りで横断歩道を渡ったそのさきでタクシーはすぐにつかまって無事に乗車。

そして行き先を告げたら「ご希望の道はありますか?」と聞かれました。

 

特に希望の「道」は無かったけれど、
わたしの希望は「はやく到着したい」ということ。だからそのまま伝えたよね。

「道の希望は無いのですけれども、できる限りはやく着きたいです。なので一番早そうな道を使ってください」って。
そして、

 

運転手さん(ナビのリアル渋滞情報を見ながら)「〇〇通りが良さそうですね。渋滞もないし。良いですか?」

 

わたし「良いですよ。お願いします」

 

運転手さん「なるべくはやく頑張ります」

 

わたし「そんなに焦らなくていいです。安全にね!」

 

というやりとりを交わして、出発。
そして道中の信号待ちで、またナビを確認しながら、

 

運転手さん「〇〇通りは信号がちょっと詰まっているみたいです。△△通りを使っても良いですか?」
って。そして、

 

わたし「良いですよ。距離的にはどうですか?」

 

運転手さん「距離は△△通りの方がちょっと短いんですよね。でも信号が多いんです」

 

わたし「だったら△△通りが良いかな」

 

という会話のすえ、△△通りを使って目的地へ無事到着。
当初予定していたよりも15分ほどはやく着いて、もちろん開演には間に合わなかったものの、
さほどの遅れもなく観劇することができました。

 

仕事があるから遅れてしまう、
間に合わないのはわかっているけれども、なるべくはやく到着したい、
タクシー料金も安いほうがうれしいなぁ。
という、スーパーわがままな希望がちゃんと、やっぱり叶った。

 

 

これはわかりやすい、ひとつの例えだけれども、
「どうしますか?」という漠然な質問がきたときに、
自分の一番の目的を伝えること。これがまずとても大事。

今回の話でいうと、「なるべくはやく着きたい」これが一番の目的・願い。
そしてその目的・願いを達成するためのプロセス、今回のタクシーの話でいうところの「道」はこちらが指定しなくていい。プロセスはそのプロセスを動かす専門家を信頼しておまかせしておいていいの。
専門家でない自分が頭をひねって、最適「そうな」プロセスを選んで指定しなくていいから。
タクシーだったら、運転手さんに任せる(たまにタクシー運転を始めて間もない運転手さんや道を知らない運転手さんのタクシーに当たった場合は任せられないときもあるけれど。笑)。

そしてその専門家から途中で「これとこれの選択肢がありますけれどもどうしますか?」と提案が来た場合は、一番の目的を達成できるうえに二番目の希望も叶う方はどっちかな?で、どちらかを選んだらいい。
今回の場合でいうと、信号がつまっていそうな〇〇通りと、信号が多いけれど距離の短い△△通り。はやく着く(一番の目的)うえに、距離が短い(タクシー料金が安くなりそう)な方はどっちかな?で選択する。

 

そうしたらちゃんと、わがままな希望通りに現実が運ぶ。

 

このタクシーの例を、自分の「願い事全般」に使うんだよ。

 

「本当はどうしたいの?」「どう生きたいの?」「何がしたいの?」という漠然とした問いに、
「わたしはこうしたいです」「これがやりたいです」「こうなりたいです」という、一番の目的・願いを伝える。まずこれが「願い事をする」ということね。

そしてそう願いごとをしたら、そのプロセスは「おかませ」する。自分でどうにかしよう…と悩んだり頭を使いすぎてやっぱり悩んだり、しなくていいから。
タクシーの場合は「運転手さんに」おまかせ、なわけだけれど、
願いごとの場合は誰におまかせするかというと、「宇宙」です。宇宙といってもいいし、大いなる何かといってもいいし、なんでもいいけれどとにかくそのような「大きな普遍の力」におまかせしたらいい。

そしてプロセスが進む途中で、「これとこれどちらか選べますけれど、どっちにします?」という小さい選択肢が来たら、一番の目的が叶う「うえに」さらに自分にとって好都合な、二番目も三番目の希望も叶いそうな選択を堂々とするの。

 

そんなことをしていると、
あとは勝手に「一番の目的・願いが叶う。なんなら、さらに自分に好都合な、二番目三番目というオプションもついた状態で、叶うのです。

 

 

こうして、やっぱり、
現実は創れる。

 

 

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験

 

 

 

 

 

 

 

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