ホリデーシーズンらしい大判振る舞いの買い物と食事ののちに、温泉施設へ。
大きくてきれいで、仮眠できるお部屋もあるところ。岩盤浴もある。そもそもそれが一番の目的。
目的の岩盤浴をじっくり堪能して、素晴らしい夜景つき足湯でのんびり。お風呂ですっきり。
この時点でとっくに日をまたいでいて、身体は睡眠モードなのでリラックスルームと名のつく仮眠できるお部屋に移動してみる。リクライニングシートがずらっと並んでいて、各シートにモニターがついているような、ああいう部屋。
ブランケットを敷いて態勢を完璧に準備して横になる。
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うん、全く眠れない。全くリラックスできないね。
リラックスできないというか、「できるわけないよね」というレベル。
知らない人たちと知らない大きな部屋でどうしたらリラックスできるのかが全くわからん。
そう、繊細なんですよ。
結局そのお部屋は10分ほどの滞在で脱出。一緒にいた友人も問答無用で巻き添えにして脱出。
湯舟で身体をあたためなおして、車で帰宅したのが深夜3時すぎ。
でも、あの大きな部屋でとてもリラックスしてる人、眠れている人がたーくさんいた。家族連れもカップルもお友達同士でも、楽しそうに休んでる人がたくさんいた。
わたしはそういう、多くの人が普通にしていることできること、を自分もしてみたかったんだと思う。してみたかったというか、なんで自分はできないのだろう?できないとヤバいくらいに感じていたんだと思う。
自分もそれができないと、世の中(マジョリティ)から浮いてしまうんじゃないか、世界に溶け込めないんじゃないか、というおそれがずっとあったから。それは今回に限らず、おそらく小さい頃からずっとあったこと。
だから、人ができていることを自分もできるようになろうとトライしていたのね。
けど、本当にもういいや。
自分にうそをつかない、を何より大事にして生きている今日この頃としては、
マジョリティに馴染むことよりも自分の快不快感覚のほうがよっぽど大事。
だから、できないものはできない。
できることはちゃんとやります。
できないものにもちゃんとトライ、って真面目な姿勢は素晴らしいけれど、努力とエネルギーの使い方が間違ってたね。その努力もエネルギーもできることに使ったらいいのに。もったいないもん。
だから、もう一度言う。
できないものはできない。できなくていいや。
できることはちゃんとやります。