急遽、どうしても行きたくなったのでヘアサロンへ行って来た。
髪をいじるときはいつもそう、とても急に「行きたい!」となったときに行きます。
だから当日に「今日行きたいのですが…」とお電話を差し上げることになるのだけれど、急なのにちゃんと予約を入れていただけます。先方が融通してくださっている(ありがとう!)のももちろんあるのだろうし、それはとてもありがたいのだけれど、その一方で「そのとき」というタイミングを当てればちゃんと予約がとれるんですよ、なぜなら世界は完璧だから。
…と言い出すといつもの話になりますが、今日はその完璧話ではありません。いや、タイミングやら何やらは完璧だったんだけど、それはもうデフォルト。当たり前のことですから(なんと横柄な!笑)、違う話を書きます。
いつも急に「今日行きたい」というわけで駆け込ませてもらっているのだけれど、どんなタイミングで「今日行く!」となるかというと、自分の意識や気分が変わったときや、大きな変化の出来事が起きたときです。
これはつまり、自分のなかの「エネルギーが変わった」とき。
ヨガの考え方のなかで、人間という存在は、
肉体や心や魂やエネルギーが総合して出来上がっていると考えられています。
この説にわたしは納得していて、確かにわたしという存在は肉体だけではないし、心もあるし、
つまり、目に見えるパーツと目には見えないけれども存在しているパーツの寄せ集めで、わたしを含む人間それぞれ、が出来上がっていると考えています。
でね、日々生きていると、心は変化します。気分も変化します。エネルギーも変化します。
頑張れる日があったり、死にたくなるような気分の日があったり。なんでもできる!日もあるし、ちょっと動いただけで疲れてしまう日もある。これらは、心や気分やエネルギーの日々の違いによる、自分の状態です。
肉体ももちろん変化していて、これは目に見えることだからわかりやすいよね。しわが増えたり(笑)、肌が荒れたり、逆にツルツルの肌になったり、なんだか瞳がはっきりしたり、疲れた表情になったり。様々な状態に変化します。
で、この外側(肉体)と内側(心や気分やエネルギー)は深く関わりあっている。
オシャレをすると気分がアガる、というのは、外側(肉体)を良いようにするから内側(心)もウキウキするんだよね。逆に、太ったり肌が荒れたりすると気分が凹むのは、外側(肉体)の状態が悪くなると内側(心)の状態も悪くなる、ということ。
このように、外側(肉体)をととのえておくと内側(心)がととのう。だからヨガ(アーサナ)の練習をして肉体をととのえると心もととのうよ、ヨガをやってね!やるといいよ!という話なのだけれど、
見落としがちなのが、この逆のロジック。
外側(肉体)と内側(心やエネルギー)がそのような関係にあるのだから、
内側(心やエネルギー)の変化に合わせて外側(肉体)をととのえてゆくのも大切なんですよ。
わたしがヘアサロンへ行くのはこういうときなのです。
自分のなかのエネルギーが変化して、自分が変わってしまうと、古い身体のままでいることにとても違和感が起きるのです。自分がすごくチグハグになるように感じる。
そしてチグハグになると、チグハグだから、出せるはずの全力が出せないような感覚になって気持ちが悪いんです。
せっかくこの世界に、この身体を持った人間という存在として、いるわけですから、
存在している間は無駄なく全力を出して、やりたいことややれることをやるのがよくない?
なのに、チグハグ感があって全力を出せないなんてもったいないじゃないですか。
もったいないし、わたしがそれを「違和感」「気持ち悪い」と感じるのです。
これまで原付の車体だったけれども、エンジンが100ccになる感じかな。エンジンが大きくなったのに車体が小さいままだと、快適に走ることができないでしょう。逆も同じで、フェラーリの車体に軽自動車のエンジンを積んでも、フェラーリの良さが活かされないでしょう。
コカコーラのペットボトルの中身がビールだったら違和感があるし、缶に入っている牛乳もなんか変な感じがするでしょう。
だからね、外側(肉体)と内側(心や気分やエネルギー)を一致させる、ということが大切なのです。
一致させて、フェラーリの車体にフェラーリのエンジンを積んだら完璧に走れるし、軽自動車の車体に軽自動車のエンジンを積んだら小回りが効いてめちゃくちゃ便利なの。
フェラーリが良いとか悪いとか、軽自動車が良いとか悪いとかではないんだよ。
外側と内側が一致していることが大切で、一致しているそれぞれのものはそれぞれも良さが100%発揮されるんですよ、ということ。
だからね、「今日着たい服を着る」「いま着たい服を着る」ということや、
「いま!というときにヘアサロンへ行く」「いま!したい髪型にする」ということがとても大事。なのにみんな、ここをサボりがちだよ。サボらないで。
サボるというか「今日着たい」とか「いましたい」という感覚に従うことが少なくて、
「安いからこの服」とか「汚れてもいいようにこの服」とか「もう3ヶ月も行っていないからそろそろ美容院へ行こうかな」とか「流行っているから」というような、お金や時間や状況という「自分ではない外界の理由」を受けて、自分の外側(肉体や服装)を決めているの。
そんなことをしているから、自分のなかがずっとチグハグなの。で、自分のことがわからなくなっちゃうんだよ。
いつもいつも、自分の外側(肉体)と内側(心や気分やエネルギー)を一致させるようにしよう。
それは、外側(肉体)からのアプローチで内側(心や気分やエネルギー)をととのえることもできるし、内側(心や気分やエネルギー)の変化に外側(肉体)を合わせてととのえてゆくこともできるんだよ。どちらの方向からでも、とにかく常に、外側と内側を一致させ続けてゆく。
そうすると、そのときの自分が持つ100%の力を発揮して、自分が自分らしく無理のないまま、ふさわしい状況が展開してゆくのです。
ふさわしい状況が展開するだけなんだけど、ふさわしい状況というのは完璧なタイミングで完璧な出来事が起きたりする現実なんだよね。それは「ぴったり」「ふさわしいこと」が起きるだけ、だからすごくもなんでもない普通の話なんだけど、
それを実践している人が少なくて、チグハグになってしまっている人が多いから、
ふさわしい状況を展開してみせる、完璧な出来事を引き起こす人や出来事のことを「ミラクル!」と言っているだけなのです。
外側(肉体)と内側(心や気分やエネルギー)を一致させてさえゆけば、「ミラクル!」といわれるようなそれは、誰しもが起こすことができる、普通の出来事なんですよ。
どこまでもかぎりなく誤差なく、外側と内側を一致させてゆこう。
ついでに言うと、
その一致ぶりの精度が、ミラクル!といわれるような出来事の精度なんだよ。
エネルギーの変化に合ったばっちりなカラーとカットになりましたからね。
わたしの現実はますます動いて変化してゆくでしょうね、全力で。たのしみー!
❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験