スプーンレベルの選択

今朝、ヨーグルトを食べようとしたときに。
500mlくらいのよくあるあの大きさのパックの最後の1回分という量が残っていました。

あのパックの最後の量となると、大きめのスプーンでないとキレイにすくい出しきれない。
だから大きなスプーンで取り出して、ガラスの器によそったのだけれど、
大きなスプーンはヨーグルトを食べるにはすこし不便だったから、またわざわざ小さいスプーンを出して、そして満足に食べました。
「めんどくさいな」「洗い物増えるじゃん」と思いつつも、
「そのときに」「自分が使いたいもの」を使って食べるの。なにか行為をするときはなんでも、そう。これをやるのです。

 

大きなスプーンで取り出したあとに、小さなスプーンで食べることが丁寧でしょう?どや!?という話ではないですよ。
ステキなガラスの器によそうことがオシャレどや!な話でもない。

 

もしこのときに「お!ラッキー!最後の1回分だからこのままパックのまま食べたら洗い物無しで行けるじゃん。やったー!」と素直に感じた場合はそうします。

「わざわざ小さいスプーンは出さなくていいや」と感じたら、そうします。

たまたま今朝は、大きいスプーンを使って便利に取り出して、ガラスの器によそって、小さいスプーンで食べたかった。からそうした、だけ。

 

こうやって、日常の小さい小さい出来事から、
「自分はどうしたいのか?」「どの道具を使いたいのか?」をいちいち自分に聞いて、そしてそのとおりに行動してあげるのです。

 

例えば、昨日書いたヘアサロンの話のように、
行きたいときにヘアサロンへ行って気分に合う髪型にする、とかいうと、
「予定がー」とか「お金がー」と言われる場合があります。
わたしがオススメしている、「やりたいときにやりたいことを」「行きたいときに行きたいところへ」という行動の方法は、「tomoko先生(自由人)だから出来るんだよ」と言われてしまうこともよくあります。そしてよく聞くのが、「家族がいるからー」「時間がー」「予定がー」「お金がー」だから、出来ない、ということ。

たしかに、急に行きたくなったからと言って週末から海外!はハードルが高いかもしれない。
それをみんなに「やってね!やったほうがいいよ!」とは、わたしだって言いづらい。

 

でも、そんな大きな一歩や大それた行動ばかりをしなさい、という話ではないんです。

ヨーグルトをどのスプーンで食べるのか?
パックのままいくのか?器によそうのか?
缶ビールは缶のまま飲むのか?グラスに開けるのか?グラスを使うならどれ?
という日常の細かい細かいことから、ひとつずつ納得のいく選択を自分でしましょう、というだけなんです。

どのスプーンを使うか、なんてことは、時間にもお金にも家族の都合にも左右されない。なにも言い訳にすることがないでしょう。そしていますぐ自分でできる、自分で選べる選択肢。

そういうレベルのことを、いちいち細かく感じて自分で確認して、意識を持って選択してゆくんだよ。
それが「自分はどれがいいのか」「なにがしたいのか」を知るために、日常すぐにできる練習。

 

 

「なんとなく」「感じないで選ぶ」「いつもどおり」という自分に対する怠慢はやめましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

❤︎記事を読んでミラクル!ハッピー!が起きたら…→豊かさの循環実験

 

 

 

 

 

 

 

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