「受け入れましょう」ってフレーズ、よく聞くじゃない?
不可抗力な出来事が起きた時や、良くも悪くも想定外な出来事が起きた時に、その出来事自体は自分の力で変えられないのだから、抵抗せずに受け入れましょう、っていうやつ。
抵抗するから苦しいよ、変えることはできないんだから受け入れるほかないよ、そっちのほうが楽だよ、ってよくいわれる。そういうことが書いてある本も多い。(しかもそういう思想や本って、自分が困ったり悩んでいる時に手にとることが多いよね)
でもさ、そういうときってそもそも、
それが出来たら楽なんですけど!出来ないから困ってるんですけど… !苦しいんですけど…!
という状況が多いよね。なのに、受け入れたらいいよって言われても…ねぇ。出来るならやってるわ!
これって、説明がすこし足りないから間違いやすいんだと思う。
まず受け入れるべきのは、
「そこで起きた不可抗力な出来事」ではなくて、
「それ(出来事)を受け入れられない自分」です。
受け入れられない自分を受け入れる、というのも意外と楽ではなくて、
「こういうことで凹むのかー自分」とか「えーわたし器ちっちゃいわ」「まだ引きずってるわ」というなんか嫌な感じの自分に対峙せざるをえないんだけど、
これをやっているうちにいつの間にか、受け入れがたかったはずの出来事に向き合えるようになっていく。
結果的に出来事も受け入れられるようになる、ってこと。
結果的に、だからね。いきなり結果を得ようとしてもそりゃダメだわ。過程で一番最初に受け入れるのは出来事じゃないよ、自分だよ。
その順番を間違えないように。
まずは自分
↓
時間がたつ(2つくらい前に時間の話書いたけど。読んで!)
↓
出来事そのものが受け入れられてる◎