よくお買い物している、あるお店。
わたしはネットショップでお買い物してる。なぜなら、実店舗は関西だから。ネットの恩恵にあやかってお買い物ができてる。
昨年、そのお店がイベント出店のため期間限定で東京でオープンすることになったのね。期間限定っていっても本当に2日とか。超短期だけれど。
その情報を知ってウキウキでその場に足を運んだ。いつもお世話になっているお店の人に会いたかったから。それだけの理由で。
会いに行ってお話できたのは15分くらいだったけれど、あれから覚えてくださったらしい。
最近も2度、商品の注文をしたのだけれど、ぼんやりしていたわたしは2度とも同じミスをしてしまって希望のものが自宅に届かなくなっちゃった…。完全にわたしのミス。
訂正をしようと思ってお電話をしたら、名前を名乗っただけでわたしだとわかってくださいました。
そして「また前回と同じ間違いをしちゃって…商品が届きません。すみません」と申し出たら、「大丈夫ですよ。すぐに送り直しますよ」とあたたかすぎるお返事をいただきました。
どう見たってわたしのミス…なのにこんなに快いお返事をしてくださるとは。ありがたいかぎり。
感謝以外の言葉は出ません。
でもこれってね、昨年に「会ったことがある」からこそ起きた展開だと思うの。
まったく顔もわからない人と、そんな信用取引のようなことって出来ないよね。
ちょうど最近、伝統芸能に関わるある人とお話していたときも、
「何かの際には伝統的なことをしたら間違いない」という話題で盛り上がった。
気持ちを伝えたいとき、謝りたいとき、大事なとき、は手土産でも持って会いに行く通うのがいいよね。そうしたら間違いないよね、って。
電話やメールが無い時代には有事の場合は当然足を運んでいたんだもの。
どんなに通信技術が発達してメッセージや画面上で顔を見て話が出来る時代になっても、
人間が持つエネルギーや気は直接会わないと交流できない。
デバイスを通すと行間を読んだり余計な憶測もしがちだしけど、会って交流すれば些細な行き違いはその場で軌道修正できるもんね。行き違いも少なくなるね。
大事な人や気持ちを交わしたい人には会いに行こう。そしたら絶対に、気持ちは伝わる。