昨年から絶賛活動中のがんクラス向上委員会で作成した小冊子があります。
(がんの手帖といいます。配布してくださる方やスタジオや病院、スポンサー様大募集中!)
これの送付作業でエクスパックを梱包、ポストへ。意気揚々と持って行ったのに、厚みがありすぎてポストの入り口にはいらず、やむなく郵便局の本局までこでかけ(土曜日だから最寄り郵便局はあいておらず)。
一件目の郵便局に預けようとしたら「番号札を引いてお待ちください」とのこと。
言われたとおり番号札を引くと、待ち人数38名…!まじかよー。
はがきや切手を買う人はもちろんのこと、その他の郵便業務の受付も全部同じ窓口。わたしはすでに仕上がっているエクスパックを受け取ってもらうだけ、なので窓口のおねえさんに尋ねてみた。
「これ、ポストに入らないので預かってもらうだけなんですけど…」
お返事は…「番号札を引いてお待ちください」
まじかよー(二回目)。
「まじかよー」という気分で38人もを待ちたくないので、二件目の郵便局へむかうことにした。
二件目の郵便局でも郵便業務全般の窓口では番号札を引くシステムになっていたけれど、おねえさんに一件目のときと同じことを尋ねてみた。
「これ、ポストに入らないので預かってもらうだけなんですけど…だめですか?」
お返事は…「はい、いいですよ」
わー!親切なおねえさん、ありがとう!!
郵便局のマニュアルとしてはきっと「番号札を引いて待ってもらう」が正しいんだと思う。
お客さんの内容がどのようであれ、公平を期するために全員番号札システムがマニュアル的正解でしょう。
だけど、支払等のやり取りもなく「受け取るだけ10秒」の作業だったら番号札を引く必要あるの?というのが人の心。
人間同士のやりとりだったら、柔軟に受け付けてくださるのが親切人間的正解なんじゃないかな。
どちらが正しくてどちらが間違っているということは決められない。
マニュアル的にはこっちが○ 人としてはこっちがうれしい○ どちらも○
正解不正解は無いけれど、
自分がどちらのやり取りするかは自分が選べることだ。
サービスを受ける側(わたし)も、サービスを提供する(郵便局のおねえさん)側も。
わたしは今回の件に限らず、そこに気持ちの無いやりとりは絶対にしたくないの。
だから一件目で待つことは絶対に選ばない。面倒でも気持ちよく預けられる二件目以降へ出向く。
自分以外の人や状況が展開する出来事は変えられないけれど、
どのやり取りを選ぶのか、自分はどのように行動するのか、は選べる。
自分に心地よい世界は自分で作っていけるんだよ。作ればいいだけ。そのために、自分の行動を自分で決めるだけ。
自分が気に入るように、自分で決めて自分で作った世界では文句なんて生まれないんだよ。だって自分で決めたことだもん。