ふゆやすみのおわりに

年始早々、宇宙マッサージを受けた。今回が2度目。

初めて受けたのは昨夏なんだけど、そのときの衝撃がとっても大きかった。とにかくすごく気持ちがいいし、いままでに体験したことのない体感があった。そして、初めて宇宙マッサージを受けてから昨年の下半期、自分の内側の変化と外側で起きる現象の変化がこれまたとっても大きかった。

 

あの体感をプリミさんは“LOVE”と表現しているけれど、おそらくYOGA哲学でいうところのsamadhi(サマーディ)とか宇宙(もしくは大いなるもの)と繋がるとかと同じことだと思う。

これまで10年くらい、人並み以上に真剣にYOGAの実践に取り組んできたけど、それでも辿り着かなかった感覚に宇宙マッサージを受けたらひょいと辿り着いてしまった。

 

それから、YOGAって何なんだろうなという静かな自問自答がずっと消えなかった。

辿り着いてみたかったあの感覚が、(わたしとしては)わりと簡単に得られるなら、YOGAではなくて宇宙マッサージでいいじゃん、という単純な思考に陥ってしまって。

 

でも、2度目の今回を受けたあとにお話していた気がついた。

あの感覚を得られたのはYOGAを実践してきた積み重ねがあったから、自分の器が出来ていたからなんだな。心身の感覚を研ぎすましたり、感覚が微細になっていたり、エネルギーなどの目に見えない概念を知識や少しの体感として知っていたから。その自分の土台ありきでマッサージを受けたから、あのような感覚が得られたんだ。

 

やっぱりYOGAの実践を続けてきたことに、すごく意味があったんだね。

やってきて良かった。

…そう腑に落ちたら、続いていた静かな自問自答も解消しました。

 

 

なぜYOGAを実践しているのか、の答えは人それぞれあっていいと思う。

気分転換でもダイエットでも美容のためにでも、悟りを得るための修行としてでも、なんでも。

一応、YOGAの古典的な哲学理論としては「ハタヨガの最終段階はsamadhiを得るところ」と書かれているけれど、現代の日本人がみんなそこを目指す必要はない。

え、だってsamadhi得てどうしたいの? 21世紀の東京で? 何のために?

もちろんsamadhiを得るためにやってます、というのも目的のひとつでいいんだけど、問題は「なぜsamadhiを得たいか」だよね。そこを意識することなく、古典の理論にそう書いてあるからやってます、っていうのは意味も実感もない。

 

それぞれの目的があっていいけれど、自分の目的が何なのかは気がついておいたほうがいいよね。

やみくもだと「なんでやってるんだっけ?」って迷子になるよね。あと、自分の目的に気がついておいたほうが、ぴったり合うクラスとか先生とかを見つけやすい。

 

わたしは、「自身の心身の感覚を研ぎすますため」にYOGAの実践をしてる。

心身の感覚を研ぎすましておいたら、LOVEや大いなるなにかと繋がるような感覚が得やすいし(ソース:わたし)、病気になったときでもどのような生活を送りたいか/どのような治療をするのかを自分で選びやすいし(これまたソース:わたし)、今日はどんな一日を過ごすかだって、自分で選べる。

自分で人生のひとつひとつ細部を選んでプロデュースしていくために、感覚を研ぎすましておくことはとても有効だよ。

 

だから、わたしのクラスはそのようなリードをしています。

自分がなんでYOGAを続けてきたんだろう?が明確になったら、クラスのリードもますます胸をはって出来るよ。

 

ますます胸をはって、とかいえるのも宇宙LOVE効果かも!?♡☆♡

いずれにせよ、連休明けからスタジオでのクラスがはじまります。

 

ふゆやすみもそろそろおわり。

 

 

 

 

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