ふろしきひろげる

本日のレギュラークラスも、おかげさまで満席でした。ご参加くださったみなさま、ごひいきにしてくださるみなさま、本当にありがとうございます。

 

おかげさまでわたしのスタジオのクラスは満席の日も多くて、来てくださるみなさまになんとお礼をお伝えしたらよいのやら…ありがとう♡

しかしこの集客についての話をすると、「下町だから成り立ってるよね」とか「安いもんねー」と言われちゃうこともあって、正直残念な気分になることもよくある。

 

たしかにね、こちらは下町だし、だからこそ成り立つ人間関係や口コミのもとでクラスが成り立っているし、お月謝もわりと安いんだけど。

それは、この場所でこういうことをしようと思ってやっているから結果的にこの形で仕上がっているだけなんだよね。満席するためにこの価格、という設定なのではなくて、好きな土地でやりたいことをやりたいように作っていったらこの形になって結果的に満席である、ということ。

 

 

どこでどのようなふろしきを広げるかは自分で決められることなんだよ。

そしてその広げたふろしきのうえで、どんな動きをするのか、動きの量や大きさはどの程度なのか、それも自分で決められること。

動いてみたら思ったよりもふろしきが小さい、んだったらもう一回り大きなサイズを敷き直すことも動き自体を変えることもできる、それも自分で選べること。

 

広げようと思った場所にふろしきを広げて、そのうえでの動きが広げたふろしきと、そして自分が描いていた形とぴったりと合うのなら、もうそれでオッケーなわけです。

ふろしきの大きさもデザインもそのうえでの舞も、まわりからとやかく言われる筋合いはない。

 

だからといって、ひとからのアドバイスは一切聞く必要がないよ、ってことではなくて、

まずそもそも、自分がどんなふろしきを広げたいのかが頭に描かれているか、ってことが大事ということ。

そしてそこで動いてみて、何かイメージと違ったら改善してゆけばいいし(そのときにはひとからのアドバイスも役には立つこともあるし)、思い描いていた形ができて満足したのならそこに自信をもっていい。

 

まわりに広がっているふろしきと、同じ大きさ同じデザインでなくていいし、

同じようにしてくれ、というような無粋なご意見をまじめに受け止める必要もないし、

そんな無粋なことをお隣さんのふろしきに向かってわたしは言いたくもないよ。

 

 

 

小さい子が頭のなかに描いていたレゴブロックの形を完成させるのと同じようなことだよね。

そのレゴがどんな形であっても、本人の頭の完成図通りにできて本人が満足してるんだったらいいじゃない。

 

 

 

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