基本的に、白なのか黒なのかはっきり!が好みなわたし。
そんなわたしに、グレーの良さを教えてくれた人がいました。
それまでは、白!黒!ではっきりするのが良しと思っていたから、
ひとの意見を聞き入れないことも理解しようとトライすることもすくなくて、けっこうとがっていたんだと、いまだからわかる。
グレーもあるよ、その良さもあるよ、ということを、わたしが受け容れられるように諭してくれた人。
とっても感謝しています。
…なんだけど。
グレーの良さっていうのは、
肚を決めて「グレーが良い!」というのを選ぶということだからね。
決して、「白か黒か決められないからグレーがいいや」と、グレーであることを逃げにつかうことではないですよ。
複数人いるなかで、
白が良いと言う人と黒が良いと言う人がいて、意見がどうしてもまとまらないときに、
両者折り合いのつくところを探して結果、グレーになるのは◎
自分のなかで、
白が好き!黒が好き!グレーが好き!とすべて同じ温度の3択のなかからひとつ選ぶのも◎
けれども、
白か黒かを決められないからって、「グレーが好きなの」とごまかすのは違うからね。
それはごまかしです。
これ!って意識的に選んだのではなくて、
これにしておこう…って消去法で決めてるだけじゃん。
そこに自分の覚悟がないんだよ。
「グレーの良さ」を一見正当に聞こえる言い訳に使わないこと。とても大事。
グレーが良い!って言うのなら、
白が良い!黒が良い!と言うのと同じ覚悟をもって、グレーが良い!と言いましょうよ。