「2月は日にちが少ないのね…!早めに3月のスケジュールを作らなくちゃ!」
と、スタジオスケジュールを作らなきゃ作らなきゃと思っていたのに、
なかなかその気にならず。
手をつけてしまえば難しい作業ではないのに、
気持ちがなかなか乗ってこない。
そういうとき、
頭は「やってしまえばすぐ済むことなのに。早くやりなよ。迷惑かけるよ」と思考が話しかけてきて、
心は「めんどくさいなぁ。あとでもいいかな」とだんまりを決めこんでる。
どっちも自分の内側で起きていること。
この、「どっちも起きている」という状態を自覚することがまず大事。
自覚。感じたうえで、次にする行動を自分で選ぶの。
早くやりなよ、と、めんどくさいなぁ、がたたかっているとき。
なぜ早くやりなよ、と思っているのかと、なぜめんどくさいなぁと感じているのかを、また精査する。
わたしの今回の場合、
「早くスケジュールを出さないと生徒さんに迷惑をかけるから」早くやりなよ、という具体的な理由がみえるものと、
「なんだか今は気分じゃない。めんどくさい」という、具体的な理由が見えないものがあった。
こうなるとだいたい、具体的な理由がみえるほうを選びがちだよね。
けれども、違うの。逆なの!
「なんかよくわからないけれど」というほうを選ぶとだいたい正解なの。
具体的な理由、というのは思考が作り出せるもの。
「なんかよくわからないけれど」は自分の本質から生まれる反応。
自分の本質は、自分にとってのベストを絶対に知っているから、
本質が選ぶほうに従っていたら、まぁだいたい間違いはない。
(間違いがないどころか、見事な調和の中でうまく運ぶ。からミラクルに見える出来事が起きるんだけど)
だけど、「なんかよくわからないけれど」な方を信じるのは少し勇気がいるんだよね。
理由があるほうを選ぶ方が安心できるもの。
それでも、「よくわからないけれど、こっち」という自分の感覚を信じるの。そこはもう、「勇気を持ってやって!勇気出して!」としかアドバイスのしようがないのだけれど。
そして、勇気を出して来月のスケジュール作成を放っておきました(勇気を出して。笑)。皆さんには迷惑をおかけしますけれども、「なんかめんどくさい」とわたしのなかの自分さんが言うから仕方ない。
その間に、春先のお出かけのことを考えてうきうきしたり、そのときに合わせたい靴を選んだり。「そんなことをしている暇があったらスケジュール作れよ!仕事しなよ」と自分の思考に怒られそうなことばかりやっていました。だってそっちのほうに気が向いていたから。
そして、念願の靴が届いて、「そうだ、これに合わせるあの上着のお店ってどこだろう。聞いてみよ」と友達に連絡をしたら、その友達から、
「そういえば3月にこんなイベントがあるよ。この日とこの日で…」と、靴とは直接関係がないけれど話の流れで繋がったお返事が返ってきた。
そのイベントと友人のお返事をふまえて、3月のカレンダーを見て、あらかじめあった予定を入れたら…
はい!スタジオスケジュールが完成。
パズルのピースを埋める要領で勝手にスタジオスケジュールが出来ちゃった。
ほらね。やっぱり。
スケジュール作らなくちゃ→めんどくさいなぁ。あとででいいや→春のお出かけ→靴買っちゃおう!→上着も!→友人に連絡→イベントのお知らせ→予定が決まる→スタジオスケジュールも決まる。
一周まわってこういうわけ。
「作らなくちゃ作らなくちゃ」って思考に急き立てられるときに無理に動かずとも、
本質が進むほう(簡単に言うと気が向くほう)に流れていたら、ちゃんと本質(自分さん)がちゃんと仕事をしてくれるのですよ。そしてやらなければならなかったこと(この場合、スケジュール作成)はちゃんと遂行される。完成される。
自分はちゃんと仕事してくれる。やるべきことはやってくれる。
だから、「なんだかわからないけれど」を本気で信じてあげよう。
そして、こういうことって記事を読んで「そうなのか!わかった」って思っていても何も変わらないんだよ。自分でやってみる、体験することが大事。
なのでこれをここまで読んでしまった人は、今日ひとつでいいから「なんだかわからないけれどこっちにしよう、こうしよう」というほうを選んでみてください。
そしてそこから起きる展開を観察してください。なんなら次回お会いするときにそのお話を聞かせてください(笑)なにかうまく進んでしまった!という展開が絶対にあるから。
というわけで、来月のスケジュール決まりました◎
HPアップやプリント作成の作業をお待ちくださいませ。